一時期、日本でも話題になった海外ドラマ「The Walking Dead(ウォーキングデッド)」最終話が2022年11月20日に本国アメリカで放送され完結しました。
2010年10月31日にシーズン1が放送開始から完結まで約12年。私自身はシーズン5か6が終わったくらいに存在を知って、シーズン1の1話目を観てからハマってしまい、寝る間も惜しんで一気に観たことを今でも覚えています。
私自身、この数年間はウォーキングデッドと共に歩んできました。
先日、動画配信サービスでラストシーズンであるシーズン11を観終わりました。これで終わってしまうのか…と何とも言えない寂しさを感じずにはいられず…
そんなウォーキングデッド(以下、TWD)を振り返って見どころや魅力を私個人の主観でまとめます。できるだけネタバレ含まずに。
まだ観ていない人、完結していて一気に観ることができるので夏休みお盆休みにいかがでしょうか?
目次
ゾンビドラマだけどゾンビドラマじゃない
TWDは確かにゾンビが出てくるドラマです。舞台はアメリカ。詳しく描かれてはいないですが、おそらく、全世界地球全体がゾンビの世界になったのでしょう。
TWDの中ではゾンビは「ウォーカー」と呼ばれます。
ウォーカーに支配された世界から、どのようにしてこの世界をウォーカーがいない世界にするか、なぜこんな世界になってしまったのかが描かれる…と思っていた時期が私にもありました。
全くこのような核心を突くようなストーリーではありません笑(シーズン1観るとそんな感じで進むと思っちゃうけど)
完全にゾンビドラマではなくヒューマンドラマ。ゾンビはおまけ。というか空気のように当たり前にそこにあるものになっていきます。
人間の生き方、考え方、いろいろ考えさせられるドラマです。
最初はゾンビ怖いかもしれないけどすぐ慣れますし、一番怖いのはいつだって人間です。
豊富な癖の強いキャラクター達
11シーズンもやっていればキャラクター数はかなりの数になります。
ゾンビものということもあって、かなりのキャラクターが死んでしまいますから、新しいキャラクターはどんどん補充されていきます。
どのキャラクターも唯一無二の個性的なキャラクターばかりです。
個人的には、ニーガンが一番好きですが、ダリル、キャロル、モーガンも好きですね。
死んだと思ったのに生きてる、一方であっさり死んでしまうことも
先にも書きましたが、死んでしまうキャラクターは多いです。
最終的にシーズン1に登場して最後まで生きているキャラクターは4人かな?(退場キャラクター含む)
演出がうまいので、明らかに生きていないだろう描写でエンドロールが始まって、次のエピソードからいないのか…と思わせておきながら、生きているなんてことは結構あります。
一方で、あっさり主要人物が死んでしまうことも結構ある。死ななかったとしても腕を欠損してしまうとか。
辛いですが、仲間の死を乗り越えてまたさらに結束が深まっていきます。誰の死も決して無駄じゃない。
ゾンビが蔓延る世界になった時のサバイバル術を身に付けられる(つもりになる)
観ているだけでTWDの世界に入り込む錯覚に陥ることもあるくらいハマってました。
ゾンビが蔓延る世界になってしまったら自分はどうするべきか?というサバイバル術が身に付・・・いたつもりになります笑
身に付くとまでは言えなくても、文明が失われてしまった際に人間心理はどう働くのか?どのようにして生きればいいのか?という創造力は養われますね。
知っているのと知らないの、想像したことがあるのと想像したことがないのでは大きく違う。
まぁそんな世界になることがあってはならないですが。
グロ耐性が身につく
現代の特殊メイクによって、よりリアルに感じられるゾンビになってるのでかなりグロい。
それだけではなく、倒す際の描写にも凝っていて言葉にはしづらいような倒し方もするわけです。
また、ゾンビだけでなく人間が死ぬ際にも…
結構ひどい描写を観ているとグロ耐性がついて行きます。
TWD観ながら普通にご飯食べられるくらいにはなりますよ。
人間の生き方について考えさせられる
TWDを観ていると人の生き方って、「誰かのため」「野望のため」集約すると大体この二つに二分されるんじゃないかな。
誰かのために生きている人は誰かのために死んでいき、野望のために生きている人は野望は叶わず死んでいくってのがデフォルトですね。
野望といっても、そのキャラクターの背景を考えれば、その人たちにとっては正義なわけで、立場によって変わりますよね。
人間の生き方について本当に考えさえられます。
スピンオフ作品も面白い
TWDユニバースと呼ばれるウォーキングデッドの世界でスピンオフ作品が2作あります。
「Fear the Walking Dead(フィアー・ザ・ウォーキング・デッド)」(以下、FTWD)、「The Walking Dead: World Beyond(ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド)」(以下、TWDWB)。
もちろん、この2作品も観ています。本作と並ぶくらい面白いです。
そして、同じ世界で描かれているので、本作のキャラクターがスピンオフ作品にも登場します。
特にFTWDのモーガンは途中からFTWDの主人公になりましたし、救世主のドワイトも登場します。
TWDWBでもゴミ処理場のジェイディスが登場。さらに、後にリックと大きく関わる市民共同体も登場。
TWD、FTWD、TWDWBがクロスオーバーするのかどうか注目されていましたが、本作では出てこなかったですね。
FTWDはシーズン8で完結とのことで現在本国アメリカで放送中です。
ただ、これ以上本作のキャラクターが出たり、話がつながるというのは難しそうですね。
実はまだ本当には完結していない
本家TWDは完結しましたが、ウォーキングデッドシリーズはまだ終わていません。
スピンオフのFTWDが完結していないから完結していないからということではなく、今後もウォーキングデッドユニバースは続いて行きます。
まずは今年のつい先日、2023年6月から本国アメリカで始まった「The Walking Dead: Dead City(ウォーキングデッド デッドシティ)」。マギーとニーガンが主役のスピンオフ。なぜニューヨークに向かったのか…気になりますね。
そして、次が「The Walking Dead: Daryl Dixon(ウォーキングデッド ダリルディクソン)」。ダリルに焦点を当てたスピンオフ。なぜかパリにいるようです。海を渡れるものなのかね‥‥?
キャロルも出演するということで、この二人の素敵な関係性をまた観られると思うと胸が熱くなります。
2023年公開予定。
最後に、本作と大きくリンクするであろう「The Walking Dead: Rick & Michonne(ウォーキングデッド リック&ミショーン)」。
リックとミショーンが主役のスピンオフ。当初は映画3部作などと言われていましたが、ドラマ全6話で制作しているそう。
子どもたちとも再会できるのか注目です。
2024年公開予定。
まとめ
ウォーキングデッド、本当に面白いです。1話で観るのをやめちゃった人、途中でやめた人、本作は完結したのでぜひ再開して最後まで観てほしいなと思います。
初めて見る人はゾンビ系グロ系に問題がなければ楽しめるはず。苦手でも慣れ次第なので最初我慢すれば面白いですよ。
視聴はDisney+で!
※FTWD、TWDWBはAmazon Primeで
寝不足注意です!