何事も余裕をもってやりましょうね…。
目次
見積もりは?最低限やることは?失敗しないための単身引っ越しまとめリスト
私事ですが、先日引っ越しをいたしまして。
一人暮らしをしていたのですが、家族に手伝いなどは頼まず、一から単身で引っ越し業者を利用しての引っ越しでした。
全て自分でやって初めて分かるのですが、単身での引っ越しってほんっっとうにやることが多いんです!!
加えて私は超・ズボラな性格。計画的に物事を進めるのがすごく苦手なタイプです。
しかし世界は思っているよりそういう人たちに優しいもので、そんな私でもなんとか無事に単身引っ越しを終えることができました。
もちろん計画的・効率的に引っ越しを進めるに越したことはありませんが、最低限のことは押さえておけば、引っ越しは意外と何とかなる。
今回は、私が実際に単身引っ越しを終えてみて、
・単身引っ越しにおすすめの業者
・最低限やっておいた方がいい事
・他サイトにも載っていなかったが、注意した方がいい事
などをまとめました。
ズボラなあなた、いつもギリギリなあなたのためへの引っ越し最低限マニュアルです。すこしでも参考になりましたら幸いです。
まずは見積もり&予約を(業者にお願いする場合)
大抵の場合、業者を利用しての引っ越しになると思いますが、まず何よりも先に業者への予約だけは済ませておきましょう。特に2月~4月のピーク時には、希望の日にちが取れなかったなんてことがあっては大変です。
今回私が利用したのは、クロネコヤマトの『単身者向け引越サービス「わたしの引越」』というサービス。
宅配のイメージが強いクロネコヤマトですが、単身向けの引っ越しサービスも扱っています。
何よりの良さはコストパフォーマンスの高さ。
他の引っ越し業者はトラックをかし切手の引っ越しとなりますが、クロネコヤマトの場合、「専用ボックス」を使用します。
料金はボックス1本あたりおよそ2~3万円前後。
見積もりもネットから指示に従って荷物の個数を選んでいくだけの簡単なシュミレーションがあり、そのまま予約もできるため非常に便利です。
ただし、専用ボックス1本あたりの料金になるため、あまりにも荷物が多すぎる、家電等で大きなものがある場合は適しません。
私の引っ越しの場合
私の場合、運んでもらったものは、
・洗濯機・ベッド以外の家電
・椅子・扇風機・大型のクッションなど家具数点
・段ボール36個
でしたが専用ボックス2本で運んでいただけました!
料金は、
新潟→福井間 平日で57,200円。
こりゃ嬉しいお値段。荷物の少ない単身引っ越しでは非常に安く引っ越しができるので、ぜひ検討してみてください。
これだけは忘れずに早めにやっておけ
さて、引っ越しに際してやることや流れは意外とわからないもの。荷物を整理して、色々手続きをして…。
もちろん早めに済ませてしまうのに越したことはないのですが、意外と当日でも問題ない手続き等もあります。
しかし、油断は禁物。私は持ち前の「なんとかなるやろ」精神で後回しにして、後々涙したことがいくつもありました。絶対に早めに済ませておきたい引っ越し準備には注意してください。
転送届・転出届は早めに
電気・ガス・水道などの解約、できることなら早めに連絡しておきたいですが、それらは最悪当日に気がついて連絡しても取りあってもらえます。当然、停止までに日数を要する場合の料金は発生しますが日割りで請求してもらえます。
注意しなければならないのは転送届。こちらは手続きが完了するまでに3~7日かかります。その間に届いた郵便物が転送してもらえる保証はありません。早めに済ませておきましょう。
また、市外・県外へ引っ越す際は転出・転入届を市役所で提出しなければいけません。こちらは出さないままだと罰金が発生します。転出届は引っ越しの2週間前から当日まで、転入届は引っ越しの当日から2週間後まで提出が可能なので、忘れずに行くようにしましょう。
オートロックは注意して!立ち合いが必要なガス・水道解約
先ほど、「電気・ガス・水道は最悪当日でもOK☆」と言いましたが、オートロックのマンション等に住んでるあなた。あなたは違います。
オートロックマンション・アパートはガス・水道を止めるための栓やメーターが外部にない場合、業者の方がたどり着けない可能性があります。その場合は立ち合いが必要になります。
最悪、不動産や管理会社に連絡して立ち合いの代理を頼むことも可能かもしれませんが、後々面倒だし焦ることは間違いなしなので、こちらも早めに済ませておくのがよいでしょう。
荷造りは段ボールがあればなんとかなる。(※段ボールがないとピンチ)
さて、一番大変なのは荷造りです。はっきり言います。
荷造りは気合で何とかなる。
これは引っ越し前夜の私の部屋の写真です。
これが引越しを6時間後に控えた深夜3時の部屋と言うからびっくり。
封をしていない段ボール、写真には写っていないまだ詰め終わっていない荷物。絶望の中、「ハハッ」と力なく笑いながらこの写真を撮ったことを鮮明に覚えています。
そして6時間後。
どうでしょう。引っ越し前夜、もはや当日に荷造りに追われているなんて馬鹿だと思うかもしれませんが、引っ越し直前って色々あるのですよ。
友人たちに別れの挨拶をしたり、ギリギリまで仕事などがあったり。そしてそういうときに限って体調も壊したりするものです。
荷物を「詰める」という作業は、気合で何とかなります。荷造りまでに不要なものは処分して少しでも減らしておくことが理想ですが、それができなくても段ボールに詰めることができれば何とかなります。
しかし、詰めるものを入れる容器がなければどうしようもありません。
かくかくしかじかあって、引っ越しギリギリまで荷造りをしなければいけない事態に備えて、段ボールの空箱はたくさん用意しておきましょう。想像の3倍、必要だと思っていてください。
スーパーなどで無料でもらうことができますが、サイズが小さいものが多いです。どうしても個数が多くなってしまい、かさばるだけでなく荷解きの時も面倒です。
早めに集め始めて、できるだけサイズの大きいものを見つけておくことをお勧めします。
最後の最後まで残しておいた方がよかったもの
さて、荷物も業者の方に運び出してもらった後、うっかり「残しておけばよかった!」というものが出てきます。私の場合はこちらでした。
掃除用具
いくらクリーニングが入るとはいえ、一度は生活をした家。最低限綺麗にして去りたい、と言うのが私にはありました。私は車を所持しているため、掃除機とフローリングシートは残しておきました。また、ごみ袋も1枚残しておいて損はないでしょう。
工具類・ハサミ
意外と盲点なこちら。必要がない場合がほとんどだとは思います。
私は荷物も運びだした後、一番最後に洗濯機を人に譲ったのですが、その際にアース線を取り外すのに工具が必要でした。
また、荷造りの際にも何かと工具やハサミが必要な場面に遭遇します。工具セットやハサミは一番最後に詰めるか、自分で運ぶか、持っていない場合はドライバーや六角レンチなど買っておくとよいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。もう一度確認しておくと、
・転送届(郵便局)、転出届(市役所)は最低でも1週間前までに済ませておく
・オートロックの場合、電気・ガス・水道の解約も早めに連絡しておく
・段ボールは数に余裕をもって早めに集めておく
・掃除用具、工具類は残しておいた方がよい場合がある
以上が、単身での引っ越しで最低限お勧めしたいことです。
書きながら、私のだらしなさを惜しみなく紹介しているようで恥ずかしくなりました。けれども単身での引っ越し、ついついぎりぎりになってしまう方もいることでしょう。
私の実際の引っ越しの経験・失敗をもとに、「ヒャー」と赤面しながらまとめたこの記事がお役に立てますと幸いです。
いやー、穴があったら入りたい。