「会社の会議、いっつも雰囲気重いんだよなあ…」
「はじめましての新入社員への研修…緊張してるんだろうなあ…」
そう思ったこと、ありませんか?
研修や会議など様々な場面において「ちょっと雰囲気を和らげたい」と思ったことがある会社員の皆様は少なくないはず。そんなときに役立つのがアイスブレイクです!
今回は、相手の懐に入り込むのが得意技であるジョーカが選んだアイスブレイクを3つご紹介。
そしていつも殺伐としたミーティングを行っているセナポンメンバーが実践してみた様子もお見せしちゃいます!
良いアイスブレイクが思いつかずに悩んでいるあなたも、そもそもアイスブレイクって何?というあなたも、この記事でそんな悩みをとっとと解決しちゃいましょう!
それではどうぞ!
目次
アイスブレイクとは?
そもそもアイスブレイクとは、その名の通りにアイス(氷)を、ブレイク(壊す)するワークのこと。
初対面の人同士が集まって緊張している時、会議の前に空気が張り詰めている時にアイスブレイクを行うことで、緊張も解け、和みやすい雰囲気になり、その後の活動や話し合いの効率性や生産性を上げることにつながります。また、議題などとは関係のない砕けた話をすることで、相互理解が深まり、より深い話し合いの効果も期待できます。
アイスブレイク①伝え方の重要性を学ぶ「流れ星」
まずご紹介するアイスブレイクは「流れ星」。
ルールはとっても簡単です。
【準備物】
紙、ペン
【ルール】
①一人一セットずつ紙とペンを持つ。
②出題者は「流れ星」というお題で、回答者たちに20秒程度で絵を描いてもらう。
③描き終わったらそれぞれが絵を見せ合う。
たったこれだけです。
お題は流れ星でなくても、みんなが共通して知っていて、身近にあるものであればなんでもいいです。(木、椅子、犬など)
たったこれだけですが、きっと完成した絵は一人一人違い、場が盛り上がるはずです。そこがこのアイスブレイクのミソ。
このアイスブレイク「流れ星」では、正確に伝えることの重要性を気が付かせることができます。
お題はいつも見ているもの、ありふれたものなのに、人により捉え方が違ったはずですよね。
これが仕事の指示であればどうでしょう。より複雑になり、理解の仕方ももっと異なってくることでしょう。
共通認識が取れていないことは、大きなミスにつながりかねません。相手が誰であろうと伝わる言葉で物事を伝えていくことが、ビジネスの面においては大切です。
こんなことを、研修や会議の前に言われたら確実に意識が変わりますよね。
盛り上がるだけでなく、学びもある。そんな優れ者のアイスブレイクです。
流れ星:セナポンで実践してみた
さて、ここからはいつも殺伐とした雰囲気でミーティングをしているセナポンメンバーで実践してみた感想をお伝えします!
出題者はジョーカ。その他のフジタ、オハナ、コイケ、ヌマに回答者になってもらいました。
まず書いてもらったのは「流れ星」。みんなどんな流れ星を描くのかな~とワクワクしていると…
…なんということでしょう。
寸分の狂いもなく同じ流れ星が4つ。しかしもちろん、こういう結果もあるわけです。結果は結果として受け止める必要があります。場の空気が盛り下がらないように頑張って!
これは…きっと共通認識を持ちやすい4人なんですね!同じチームとしては理解の相違なく進んでいけるでしょう!…が、中々新しいアイディアが出ないという可能性も考えられるので、頭を柔らかくすることを意識していきましょう!
しかしせっかくアイスブレイクなので盛り上がって終わりたいということでもう1回。続いてのお題は「犬」。
こちらはさっきと違って個性が期待できるのではないでしょうか。回答者からも、「犬ってどう描くんだ~
?」との声が。結果はこちら。
こちらは盛り上がりました。
フジタ「耳はやっぱり差が出るよね」
ヌマ「コイケサンのはクマみたいじゃない?」
コイケ「オハナのは…」
イヌ・・・?ミッ〇ー・・・?
と、今回は爆笑が起こり無事盛り上がりました。
流れ星:出題者へアドバイス
まず準備物に関して問題ないと思いますが、
セナポンメンバーのように絵に個性が出なかったりと、当初の予定とは違う結果になる場合もあります。
このアイスブレイクは、ただ楽しいだけじゃなく学びもあるのでそのような場合も想定したまとめ方を考えておくと焦らずに終わることができるでしょう。またお題も、難しすぎず簡単すぎないものをいくつか考えておくと安心ですね。
アイスブレイク②仕事は時間内に終わらせよう!「1分時計」
1分時計も簡単で有名なアイスブレイク。こちらもしっかり学びの面もあるので、会議前などにぜひおすすめなアイスブレイクですよ!
【準備物】
ストップウォッチ(スマートフォンのアプリで可)
【ルール】
①出題者はタイムキーパーをする。
②回答者は目を瞑り、出題者の合図とともに自分の感覚で1分数える。
③1分数え終わった人から静かに手を上げ、目を開ける。
④出題者はそれぞれのラップを測る。
1分ぴったりにカウントできる人は少ないでしょう。
限りなく正確に数えられる人、ものすごーく早かったり遅かったりする人が出てくるはずです。
せっかちの人が予想通り早い段階で手を上げたり、逆にマイペースな人が時間ぴったりを当ててきたりと、中々に盛り上がります。
このアイスブレイク「1分時計」では、時間を守ることの大切さを学ぶことができます。
会議やミーティングが時間通りに終わらず、いつまでもだらだらと続いてしまうことも少なくないですよね。もちろんそれが必要な場合もありますが、何の生産性もなく時間だけが過ぎている場合もあるでしょう。
会議の前にこのアイスブレイクを行い、一人一人が感じている時間の早さの違いを視覚的に認識することで、その後の時間への意識は変わることでしょう。
一人一人時間の長さと大切さは異なります。ビジネスにおいて、会議などの複数の人が参加するような場では、決められた時間内でびしっと効率的に終わらせたいものですね。
ぜひこのアイスブレイクの後に、「それでは今日の会議、時間通り正確に終わらせましょう!」と締めてみてください。
1分時計:セナポンで実践してみた
こちらもセナポンメンバーで実践してみたところ、中々面白い結果になりました。
フジタ(せっかち、仕事も歩くのも早い)・・・・0分55秒
コイケ(マイペースそうだがとても真面目)・・・0分59秒
オハナ(いつもパタパタと動き回っている)・・・1分13秒
ヌマ(焦っているところを見たことがない)・・・1分28秒
いつもパタパタと動き回っていて、何かをしていないと気が済まない我らがリーダーオハナの結果は意外でしたが、あとは皆さんの性格を表したような結果になりました。
セナポンミーティング、いつも長引いてますよ!(怒)ちゃんと時間を決めてやりましょう!
1分時計:出題者へアドバイス
こちらは簡単なので、特に注意すべきところはないですが、
時計のある場所で行う場合に秒針の音が邪魔してしまうので、耳をふさぐなど対処しましょう!
アイスブレイク③NGワードゲーム
こちらはアイスブレイクとしては珍しいかもしれません。
カードゲームも出ているため、YouTuberさんなどが動画を上げているのを見かけます。
準備がちょっと大変なので、「よくアイスブレイクのようなちょっとしたゲームをする!」という方は買ってしまうのもありかもしれません。
またスマホのアプリもありますので、余裕があれば参加者にそちらをダウンロードしていただくのもスムーズかもしれません。
【準備物】
NGワードが描かれているカード
【準備】(市販のカードやアプリを使用しない場合)
名刺くらいの大きさの紙に、単語を記入した紙を人数分用意しておく。
※単語は何でも問題ありません。
【ルール】
①参加者はNGワードが描かれているカードを一人一枚引く。
②この時に、自分で引いたカードを見ないように注意する。
③引いたカードを確認せずにそのままおでこあたりで持ち、自分のNGワードが他の参加者に見えるようにする。
④トークをする。その中で、自分のNGワードを言ってしまった人が負け。
要約すると、参加者は自分のNGワードがわからないまま会話をし、発言の中でNGワードを口にしてしまったら負けというゲームのアイスブレイクです。
基本的に喋らなければ成り立たないので、ゲーム感覚で言葉を発しているうちに自然と緊張もほぐれるでしょう。
このゲーム、相手がNGワードを使うように誘導していく必要がありますが、あからさま過ぎてもばれてしまいます。つまり、いかに自然に相手をNGワードに導くかという頭脳と自然が必要なアイスブレイクになります。
トーク力が必要になるため、営業さんは得意かもしれません。
もちろん、会話の練習にももってこいです!
NGワード:セナポンで実践してみた
出題者はやはりジョウカなので、今回も私以外の4人のセナポンメンバーに実践してもらいました。
4人が引いたカードはそれぞれこちら。
フジタ・・・犬
コイケ・・・上
ヌマ・・・・寒い
オハナ・・・時間
さあ、4人のトークはどう展開されていくのでしょうか!
(みんなのNGワードを見て)お~なるほど…結構難しい…
これ結託されるとまずいんだよなあ…
会話しましょう。でも今日、ほんとに雪が…
やばいですよね、雪。
もう寒くて寒くて…冬の朝の会社ってこんなに寒いんだなって…
窓際だから寒いんじゃないですか?
アウトォーーーーーーー!!!
うおおおおおおおおおお!!!
誘導しましたねーーーーー!!
今のはうまい!
腹立ちますねこれ…
早速引っかかったのはヌマ。
こんな風に自然にさりげなく誘導していきます。
ちょっと関係ない話していきましょうか。
あ、そうだ。今週セナポンブログの企画を撮影しようと思ってるんですけど、そのあとみんなで遊びませんか?
いいね。楽しそう。
ね、その撮影ってどのくらい時間かかるの?
や、全然かかんないですよ。1時間くらい。
アウトォーーーーーーー!!!
うえええわあああああああーーーーーーー!!!!
ううううむかつくぅぅ!!!!!!
(笑)
ハナさんが出した話題から持ってかれましたね(笑)
全然関係ない話しようと思ったのにぃ…
とここでタイムアウト。
今回は2回ともフジタの巧妙な話題でタイムアウトになりましたが、きっとほかにも話題の振り方はたくさんありましたね。
白熱すること間違いなしなので、緊張を和らげることはもちろん、
普段こんな砕けた会話をしない社員同士であっても、このアイスブレイクがきっかけで役職を超えて仲良くなれるかもしれません。
NGワードゲーム:出題者へアドバイス
このアイスブレイクは、ゲーム感覚でやってしまいつい盛り上がりすぎてしまう恐れがあります。
アイスブレイクがメインとならないように、時間を設けるのも策ですね。
また、ワードだけでなく、「髪を触る」などのNG行動を考えても面白いかもしれません。
いくらでも応用ができるアイスブレイクなので、飽きることなく会社の会議の前のお約束のようになれば、会議の質が上がること間違いなしですね!
NGワードゲーム:市販品の紹介
市販ボードゲーム:タブーコード
まとめ
いかがでしたでしょうか。
王道アイスブレイクから変わり種アイスブレイクまで、しかしどれも外れなしの3選をご紹介しました。
どのような会議でも、張り詰めた空気の中で眉間にしわを寄せて話し合うよりも、発言しやすく活気あふれる雰囲気の中で話し合った方が、会議の質が上がるのは当然ですよね。
そんな雰囲気づくりをお手伝いする、ゲーム感覚の楽しいアイスブレイクを採用してくださる企業様が増えてくだされば、嬉しい限りです。