【入社1年目の23歳女子が語る】就職活動、いろんな参考書があるけど私が思うやるべきことはこれだ!3選

【入社1年目の23歳女子が語る】就職活動、いろんな参考書があるけど私が思うやるべきことはこれだ!3選

2021/1/25
ジョーカ
ジョーカ

就活生のみなさ~ん!
初めての就職活動、どうすればいいかわからず悩んでいませんか?

情報過多の今、就活においてどの情報を取り入れるかは取捨選択すべきです。
今回はそんな就活生の方々に、私の体験から「これはやっておくべきだな」と感じたことを超・個人的見解で解説していきたいと思います。

参考書を鵜呑みにするのはもうやめよう!身だしなみやマナーはもっと自由でいい

ジョーカ
ジョーカ

参考書やネットを見ていると気を付けることが多すぎる…就活は黒のリクスーと黒髪で!って、それって決まりなの?

まずは身だしなみ。
いろんな参考書やネットの情報を見ると、基本的に書いてあるのは、

・スーツは黒いリクルートスーツ
・髪色は黒か黒に近い茶色。
・髪の長さは眉毛が見える長さ、男性は短く切って女性は長い場合一つに束ねること。

気が付いたらみーーーーんな同じ見た目になっていませんか?

そして次にマナー。
これも参考書やネットにはいろんなことが書かれていますね。

・入室時のノックの回数
・椅子に座るタイミング
・お辞儀の角度
・丁寧な言葉遣い etc…

こんなに気を付ける内容がたくさんあって、面接で話す内容も考えて…と、頭が爆発しちゃいそうですよね。


もちろん色んな参考書やネットに上のような身だしなみやマナーが良いと書いてあるのには訳があります。
私が思うその訳とは、

社会人として基本的な、みんながやっていることをきちんとできるかどうかを見るため。
見た目の個性を取り払い、中身の個性を見極めるため。

主にこの2つであると思います。

しかし、就活のために高いリクルートスーツを買い、
大切に伸ばしていた髪を切ったり、せっかく綺麗な色に染めた髪を真っ黒にしたり、
気を付けるべきたくさんのマナーを何度も頭の中で復唱して、

カチコチに作り上げた自分で、いざ!第一志望の夢あふれる企業の面接を受けるその顔は、どうでしょう。
これから内定を勝ち取りに行くのにふさわしい希望のあふれる顔になっているでしょうか?
そして何より、本来のあなたを面接官に伝えることができるでしょうか。

ではもちろん、どんな格好や振る舞いをしてもいいのかと聞かれるとそうではありません。
どう見られたいか、ということが重要なのです。

まず服装について、はじめに言った黒いスーツに黒い髪の毛が決して悪いわけではなく、
もし、真面目さを売りにして就職活動に臨むのであればむしろそれがよいのです。

しかし、個性を生かし自由に働きたい人が参考書を鵜呑みにし、無理にそのような就活スタイルを取らなくてもよいわけです。

リクルートスーツや髪色は黒いものが常識のような認識になっていますが、
リクルートスーツや髪色が黒でなければいけないという規定はどこにもありません。
むしろ、自分のセンスや個性をアピールしたいのであれば、グレーのスーツや茶髪でもよいわけです。

実際に明るい茶髪で、誰もが知る大企業を受けて合格した人は私の身の回りにもいました。

マナーも同じく、参考書に書いてあるようなかしこまったマナーを嫌う企業も少なくないでしょう。
相手を考える気持ちがあれば、就活に限らず人として必要なマナーは自然と行動に出るものです。

大切なのは、自分をどう見せたいかと、受ける企業に何を求められているかです。
個性あふれる人が、真面目さが何よりも売りの企業で働いて、ストレスにならないはずもないでしょう。

就活時の目先の合格だけ見るのではなく、内定のさらに後、働いている姿が本当に想像できるか・自分の理想の働き方ができるかを見据えることが大切です。

もちろん一般的な参考書を読むことは自分にとってプラスになります。
しかし鵜吞みにするのではなく、少し力を抜いて、あまり堅苦し過ぎない身だしなみとマナー、そして気持ちで受けるのが良いでしょう。

面接を自己分析に利用しよう

ジョーカ
ジョーカ

自己分析は自分と1対1になりすぎないように!

就職活動をするにあたって必要になってくるのは、自己分析です。
自己分析とは、過去の自分を振り返り、自身の好きなことや苦手なこと、得意なことややりたいことについて自己理解をしていくことです。
つまり、自己分析は自分が働きたい企業を見つけるため、そしてその企業で働くための手がかりとして必要不可欠なものになります。

自己分析に関してもいろいろな参考書があります。
中には書き込み式のテキストのようなものもあり、細かくできるものからざっくりと大まかにできるものまで、自分に合った参考書がほとんど確実に見つかるくらい色んな種類があります。

が、基本一人で机に向かっていても自己分析はある程度までしかできません。
人は自力で思い出せることに限りがありますから、記憶のかなたにある自己分析に必要な事柄は中々思い出せるものではありません。

必要なのは外的刺激による記憶の思い起こしです。
そしてそのために必要なのが面接だと私は考えます。

面接ではいろいろなことを聞かれます。
これまでの学生生活はもちろん、プライベートなことや、思想や考え方を見るための質問をされたりもします。

色々な質問に答えていくと、きっと楽しく答えられたりうまく答えられたりする面接と、
すごく答えにくかったり、答えてもあまり良い反応がなかったりする面接を経験することでしょう。

その時こそ、恰好の自己分析のチャンスです。
面接が終わるごとに、メモ程度でよいので聞かれた質問と自分が答えた内容を書き出してみましょう。
そして、よかった面接・楽しかった面接と、あまりうまくいかなかった面接を比較してみましょう。

質問の内容からきっと自分の好きなものだったり得意なものが思い浮かんでくるでしょう。
また、企業の人に質問されて、自己分析では思い浮かばなかった自身のことについても出てくるはずです。

そして何より、面接が楽しかった企業と、そうでなかった企業の企業研究をしましょう。

この2つを行うことで、一人でデスクワークとして自己分析をするよりも、確実に広く深い自己分析ができます。
なので、苦手だから…と避けるのではなく、面接はたくさん受けて損はないでしょう。
ただ企業側も真剣ですから、一つ一つの面接はきちんと誠実に受けてくださいね!

自分が譲れないものを決めておこう

ジョーカ
ジョーカ

何があれば自分は頑張れるのか?お金?やりがい?

働いていくうえで「譲れないもの」は決めておいた方がいいです。
お金、やりがい、人間関係、場所、何でもいいです。

自分はこれだけは譲れないというものを1,2個決めましょう。

例えば、「残業が多くてプライベートの時間があまり取れなくても、給料が高ければ頑張れる」のか、
給料は高くないけど、残業は少ないから自分の時間がしっかり取れるから頑張れる」のか。お給料とやりがいでも同じことが言えそうですね。

これは入社後に何かうまくいかないことに直面した時に、頑張っていけるかどうかだけに影響するのではなく、
企業選びに大きく影響してくることになります。

例えば内定を3つもらったとしましょう。
いざどの企業へ行くのか選ぶとき、「何となくよさそうだから」と選んだ3社だった時に、
あなたは最後の1社を選べるでしょうか。
そして入社後、「思っていたような会社じゃなかった」という面にあったとき、きっと別のところを選んでおけばと後悔するでしょう。
複数内定を頂いたときに選択する手段としても、働く上であなたが譲れないものは決めておいた方が良いです。

「働いてもないのに何が大切かなんてわからないよ…」という方は、1つ前の内容にもつながりますが、
色んな企業の面接や説明会に行って、いいなと心惹かれるところをまとめてみるのも一つの手でしょう。
「こんなこと聞いたら失礼かな」などと思わず、しろ相手に自分を印象付けるためにもどんどん質問もしていってください。

まとめ:自分がどう働きたいか

いかがでしたでしょうか。
今回一番伝えたいのは「自分がどう働いていきたいかをイメージすること」、そして「それに合った就職活動をしていくこと」です。
それが定まっていれば、必要以上に厳しい身だしなみ等の就活ルールにとらわれることもないし、
自己分析に苦労して時間をつぶしたり、
何より多すぎる情報に惑わされることもないでしょう。

転職することが珍しくなかったり当たり前だったりする世の中になってきてはいますが、
40年という、決して短くはない社会人生活を生きていくうえで、1社目に働く企業はとても大切です。
一度きりの人生、楽しくするのは自分自身です。
社会は、学校とは違い正解はありません。
他の正解を見て、「やっておけばよかった」というのはあまりにも虚しくないですか。
目の前の内定取得にとらわれず、その先も見据え、なりたい自分になるために、あなたが思う行動をとってください。

あなたの初めての就活が、いいものになることを願っています。