こんにちは!映画大好きオハナです。
皆さん、突然ですが、
なんだか今日は…どうしようもなくエモい気分に浸りたいぞ~~!!
って日、ありません?笑
・不意に一人でチューハイの缶を開けてしまい良い感じに酔っぱらったとき
・ちょっとだけ飲んで帰ってきた日の深夜
・友達と過去の恋愛について語り合った日の夜
・気になる人と連絡を取り合った後
こんなとき、なんだかノスタルジックで、感傷的で、しみじみしてしまうような気分になってしまいませんかあ~~!?!?え??これ私だけ?みんなこういうときある…よね…??
そして「この気分を加速させたい~~!」って思ったとき、私は迷わず映画を観る!
という訳で本日は、私がエモい気分を加速させたいときに観る、お気に入りの「エモい気分に浸れる恋愛映画」を邦画・洋画で5本ずつ、計10本紹介します!
※ちなみに、今回紹介する全ての映画が何かしらの配信サイトで観ることが出来るものです。(2021年12月23日現在)
気になる映画があったらぜひ、ご自分が加入している配信サイトから探してみて下さいねっ!
エモい気分になる恋愛映画(邦画)
1.愛がなんだ(Netflix、Amazonプライム、U-NEXT)
あらすじ
映画.comより
直木賞作家・角田光代の同名恋愛小説を今泉力哉監督で映画化。
28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心となってしまった。仕事中、真夜中と、どんな状況でもマモルが最優先。仕事を失いかけても、友だちから冷ややかな目で見られても、とにかくマモル一筋の毎日を送っていた。しかし、そんなテルコの熱い思いとは裏腹に、マモルはテルコにまったく恋愛感情がなく、マモルにとってテルコは単なる都合のいい女でしかなかった。テルコがマモルの部屋に泊まったことをきっかけに、2人は急接近したかに思えたが、ある日を境にマモルからの連絡が突然途絶えてしまう。
2019年製作/123分
このポスターからしてもうエモい。
こういう恋愛をしたことがある人には刺さりまくってしまう映画。
テルちゃんだけじゃなくマモちゃんもしっかり痛い部分があるのがリアルで良いし、それが更に辛い…!
そして個人的に俳優の若葉竜也さんがまじで好きなのですが、この映画に出てくるナカハラくんは今まで若葉竜也さんが演じられている役の中でもかなり好きな役です…。ほんとに可愛いんだよなあ…。
【個人的エモポイント】
・いちゃいちゃピーマンの肉詰め作りシーン
・テルちゃん突然のdisラップ
・困ったように笑うナカハラくん
2.きみの鳥はうたえる(Netflix、Amazonプライム、U-NEXT、Hulu)
あらすじ
映画.comより
「そこのみにて光輝く」などで知られる作家・佐藤泰志の同名小説を、柄本佑、染谷将太、石橋静河ら若手実力派俳優の共演で映画化した青春ドラマ。原作の舞台を東京から函館へ移して大胆に翻案し、新鋭・三宅唱監督がメガホンをとった。
函館郊外の書店で働く“僕”と、一緒に暮らす失業中の静雄、“僕”の同僚である佐知子の3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑い合う。微妙なバランスの中で成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感とともにあった。
2018年製作/106分
これ~~!!最近観た中で断トツのエモ映画でした。
夜の街をお酒飲みながらグダグダ歩くとか、家でダラダラ酔っぱらいながらたわいもない話するとかの「大人の青春」を淡々と描いているんだけど、ロケ地の北海道の澄んだ空気と相まって、めちゃくちゃ素敵に見えるんだよね。
みんな素直になりきれない絶妙な三角関係もとっても良い!
【個人的エモポイント】
・映像から伝わる澄んだ空気感
・石橋静河さん演じる佐知子の可愛すぎるダンスシーン
・ラストの終わり方(僕の言葉からの佐知子の表情…ッ…!)
3.100万円と苦虫女(Netflix、Amazonプライム、U-NEXT、Hulu)
あらすじ
映画.comより
短大を卒業後、就職もできずフリーター生活を送る鈴子。ひょんな事件から家族の元を離れ、100万円を貯めるごとに引越しを繰り返す生活を始める。様々な人との出会いを通じ、鈴子は少しずつ人の心の温かさに触れて成長していく。
2008年製作/121分
恋愛が主軸な映画ではないけど、この映画の恋愛描写がすごく好き!
少し切ないけど爽快感も残るラストシーンは最高!
何といってもノースリーブの服が似合いすぎる蒼井優が可愛すぎる。あの華奢な肩と二の腕よ…。羨ましいぜ。
【個人的エモポイント】
・きゅんすぎる告白シーン(「最後の方が聞こえなかったんですけど…。」)
・ベランダで育ててある植物
・ドーナツくわえながら歩く蒼井優(可愛すぎ)
4.南瓜とマヨネーズ(Netflix、U-NEXT)
あらすじ
映画.comより
漫画家・魚喃キリコの代表作を冨永昌敬監督、臼田あさ美主演で実写映画化。
ミュージシャンを目指す恋人せいいちの夢を叶えるため、ツチダは内緒でキャバクラで働いていた。ツチダがキャバクラの客と愛人関係になり、生活費を稼ぐためにキャバクラ勤めをしていることを知ったせいいちは、仕事もせずにダラダラと過ごす日常から心を入れ替えてまじめに働き始める。そんな折、ツチダが今でも忘れることができないかつての恋人ハギオと偶然に再会。ツチダは過去にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくが……。
2017年製作/93分
臼田あさ美×仲野大賀×オダギリジョーの組み合わせなんてもう最高すぎるだろ!
登場人物がみんな退廃的な空気をまとっていて非常にエモいですし、切ないです…。
そしてこの映画を観ると毎回心から臼田あさ美さんになりてえーー!って気持ちでいっぱいになります。あんな感じの自然な天然美人になってみたいものだよ…。
【個人的エモポイント】
・オダギリジョーの「ハギオどうすか?」
・オダギリジョーの「お前ほんと俺のこと好きだもんな。」
・オダギリジョーの姿かたちと言動全て
(※筆者はオダギリジョー推し)
5.ジョゼと虎と魚たち(U-NEXT)
あらすじ
映画.comより
ごく普通の大学生・恒夫がアルバイトする麻雀店では、近所に出没する謎の老婆の噂が話題となっていた。その老婆は決まって明け方に現れ、乳母車を押しているのだという。明け方、恒夫は坂道を下ってくる乳母車に遭遇。近寄って中を覗くと、そこには包丁を振り回すひとりの少女がいた。ジョゼと名乗るその少女は足が不自由で、祖母に乳母車を押してもらい散歩していたのだ。不思議な魅力を持つジョゼに惹かれた恒夫は、彼女の家をたびたび訪れるようになる。
2013年製作/116分
私の中でエモ邦画と言ったらこれ。今のところ不動のNo.1。
恋愛の綺麗なところも、決して綺麗ごとだけでは済まされないってところも全て描いていて、ちゃんと妻夫木が情けないのが良い。
「帰れって言われて本当に帰るやつなんか、もう帰れっ…」っていう名台詞!このセリフの中に「女の子」の全てが詰まっている!
【個人的エモポイント】
・音楽(劇中に出てくる音楽は全てくるりが担当。エモォ…。主題歌「ハイウェイ」は名曲!)
・海辺での2人のツーショット写真
・妻夫木聡のキスシーン
・妻夫木聡のキスシーン
・妻夫木聡のキスシーン
エモい気分になる恋愛映画(洋画)
1.(500)日のサマー(Disney+)
あらすじ
建築家を夢見つつもグリーティング・カード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目ぼれをする。運命の恋を信じるトムは果敢にアタックし、遂に一夜を共にするのだが、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの「友だち」でしかなかった……。
映画.comより
おしゃれ映画でエモ気分に浸りたい人に!
あらすじだけ読むと「なんだか『愛がなんだ』の男女逆バージョンのようなお話だな。」って感じですね。笑
運命を信じる男・トムと自由奔放に生きたい女・サマーのすれ違いの恋……エモい!トムの一方通行の恋なのに2人でいちゃちゃデートするシーンも多く、またそれがたまらなく可愛いデートなのよ……。
そしてこの映画、とにかくおしゃれ。時間軸が行ったり来たりする構成、劇中で流れる音楽、ファッション、カメラワーク、セリフ、全てがシャレオツ!
映画「モテキ」のように、浮かれまくったトムが途中で音楽に合わせて踊り出すシーンがあるんですが、それが可愛すぎて大好き。笑 (ていうかモテキがこの映画のオマージュしてるのか)
【個人的エモポイント】
・コピー室でのキスシーン
・IKEAでの夫婦なりきりラブラブデート
・映画史に残る、最高にスッキリするラスト!
2.her/世界でひとつの彼女(U-NEXT)
あらすじ
他人の代わりに思いを伝える手紙を書く代筆ライターのセオドアは、長年連れ添った妻と別れ、傷心の日々を送っていた。そんな時、コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる。
映画.comより
失恋経験のある全ての方におすすめしたい……!
最愛の妻との結婚が自分のせいで上手くいかなくなって、恋愛に臆病になっているセオドア。劇中の「時々思うんだ。僕は人生で味わう感情を全て味わってしまっていて、今はもうその劣化版だけ。」というセリフがとても心に残っています。
失恋後、前の恋人との関係を自分の中で終わらせられなくて、このような気持ちになる方も多いのでは?
そんな主人公がサマンサと出会って恋に落ちどのように成長していくのかが、非常に見どころです。
そして人工知能「サマンサ」を演じるスカーレット・ヨハンソンの声がすごく良いので、普段は吹き替え派の人もぜひ字幕で観てほしい。優しいんだけどちょっとハスキーな声がたまらなくセクシーなんだよね。
【個人的エモポイント】
・自分の姿を写真に写すことが出来ない人工知能のサマンサが、そのとき感じた感情を写真の代わりに音楽で残すシーン。その曲が美しすぎて涙出る。
・ジョーカーで演じた役とは全く違う表情を見せるホアキン・フェニックス
3.彼の見つめる先に(Amazonプライム、U-NEXT)
あらすじ
目の見えない高校生のレオは、少し過保護な両親や優しい祖母、いつもそばにいてくれる幼なじみの女の子ジョバンナらに囲まれて平穏な生活を送っていた。ある日、彼のクラスにガブリエルという少年が転校してくる。レオとジョバンナは、レオの目が見えないことをからかったりしないガブリエルと自然に仲良くなっていく。ガブリエルと一緒に映画館に行ったり自転車に乗ったりと新しい世界を知るレオだったが、やがてそれぞれの気持ちに変化が生じはじめ……。
映画.comより
夏にぴったりの爽やか青春エモ映画!
こちらブラジル映画なので「洋画」と言っていいのか微妙ではありますが、最高の映画なので紹介します!
高校生活、初めての恋、親や幼馴染とのすれ違い……など日常の中のキラキラした瞬間やモヤモヤの感情をうま〜く描いていて、「私もこんな気持ちになったことあったな~!エモォ!」とか「こんな青春送りたかった~!」というような、たまんない気分になれます。
転校生のガブリエル、彼がどうしようもなくかっこいいおしゃれボーイなんだよ~。それを表すお気に入りのシーンをひとつ。
ガブリエルは音楽が好きで、クラシックしか聞いていなかったレオに新しいジャンルの音楽を教えて一緒にダンスを踊るんです。それがBelle and Sebastianの「There’s too much love」。
目の見えないレオは人によって携帯の着信音を変えているんですけど、ガブリエルが自分の着信音をこの曲にしてって言うんですね。そのあとのガブリエルのセリフ「僕からの電話で君が踊るんだ。」
……どんだけおしゃれなんだよっ!!このセリフにキュンときた人はぜひ!観てみて!
【個人的エモポイント】
・ずっと爽やかな風が吹いているような綺麗で澄んだ映像
・プールサイドでの日光浴(外国の映画でよくあるやつ。私もやってみたい。)
・深夜に2人で月食を見るシーン
4.マイ・プライベート・アイダホ(U-NEXT)
あらすじ
路上に立ち、男性に体を売って暮らしている青年マイク。緊張すると突然意識を失ってしまう奇病を持つ彼は、自分を捨てた行方不明の母親を捜すため、市長の息子で、同じく男娼のスコットとともに故郷アイダホへと向かう。
映画.comより
切なく苦しい恋愛って、とてつもなく美しく見えるんだよね……
「エモい」という言葉で片付けるのはよくないんじゃないかってくらいの名作なので恐縮ですが……。(自分で選んでおいて)
始まりから終わりまでずーっと切なくて、でもその切なさゆえに儚く、美しく見えるリヴァー・フェニックス演じるマイクに心打たれる105分です。幼くて、可愛らしくて、純粋で、孤独で、いつ壊れてしまうか分からない危うさを持ったマイクの姿に胸が張り裂けそうになります。
「マイクが救われてほしい」と感じながらも、切なく苦しいものほど美しく見えるこの矛盾……。これを観てどういう感情になっていいんだかやりきれない気分になりますが、素晴らしいので観て下さい。笑
【個人的エモポイント】
・まるで彫刻のように美しいキアヌ
・マイクの「君の気持ちが分かる」っていうセリフ
・焚き火をしながらマイクがスコットに告白する名シーン
5.ビフォア・サンセット(U-NEXT)
あらすじ
「ビフォア・サンライズ」の、9年ぶりとなる続編。前作の主人公2人が9年後にパリで再会する。ジェシーは結婚して子どもも生まれ、作家となってパリの書店に講演にやってくる。セリーヌは環境保護団体で働き、今は旅行中の写真家の恋人と同居しているが、ジェシーの講演会に現れる。
映画.comより
シリーズ1作目に続き、2作目もこの2人はたまんねえなあ!おい!
9年経っても、再会したとたん出会ったときに引き戻されてしまう2人にキュン。年を重ねても変わらず、お互いのことを探り探り会話を重ねる2人が愛おしすぎます。
2人の会話は変わらずロマンチックなんだけど、お互いの近況や、空白の期間何をしてたのか、ぶっちゃけあの時どう思ってた?とか前作より更に現実味がある内容になっていて、この絶妙さにムズムズ!
昔いい感じだった人との久しぶりの再会。こういう経験をしたことがある人は、かなりエモい気分になると思います。
これを観れば前作のあとに2人がどうなったのか答え合わせも出来るので、2作続けて観て下さい!
ちなみに前作「ビフォア・サンライズ」についてはこちらの記事で紹介しているよ↓
【個人的エモポイント】
・別れをずるずる引き延ばす感じ
・会話劇で進むこの映画の2人の会話が止まる瞬間。(2人の心情を想像するのがめちゃ楽しい。)
・最後のセリーヌの笑み……!ズルい、ズルすぎる!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上、私がエモい気分に浸りたいと思ったときによく観る、おすすめの映画をご紹介しました!
どれも本当に良い映画なので、気になったものがあったらぜひ観てみて下さい~!
この記事が誰かの映画選びの参考になれば幸いです。