解散しちゃったおすすめインストバンド
今回もジョーカのインスト紹介のコーナーがやってまいりました。書きながら思わずにやにやしちゃうこのインスト記事シリーズ。今回は「解散しちゃったインストバンド」編です。
ここで突然のセナポンメンバーのやりとりをどうぞ。
みんな目玉焼きは何かけて食べる?俺はソースかなあ。
ソ、ソソソソースだってぇ?!邪道な!僕は迷わず醤油一択ですよ。
2人ともぬるいですよ…。私はクレイジーソ・ル・ト。
こんなにバラバラではもうやっていけない…解散だ!解散!!
※それぞれが目玉焼きにかけるものはあくまでイメージです。
とこんな風に、方向性の違いなど、他にも様々な理由で解散してしまうバンドは少なくありません。好きなバンドが解散してしまうと本当に悲しいですよね…。けれど音楽は芸術。きっと続けていくうちにどうしようもない理由が出てくるのでしょう…。
しかし!バンドは解散しても、曲がなくなるわけではありません。
今回はすでに解散してしまったけれど、ぜひおすすめしたいインストバンドを3バンドご紹介していきますよ。
今回は、温かくてとこか懐かしい激エモバンドたち。
有名なバンドも多いですが、今日初めて聞いた!というあなたは「もっと早く知っておけばよかった!」と後悔すること、間違いなし。
「インスト」とは
Weblio辞書より
インストゥルメンタルの略。歌のない、楽器だけで演奏された曲を示す。
SAKEROCK
まず1バンド目。ご存じの方も多いのではないでしょうか。あの星野源様のバンド「SAKEROCK」です。
今もアーティストとして活躍される星野源様ですが、SAKEROCK時代の曲もやはりポップさと温かみがあり「源様っぽさ」を感じます。
そして源様、担当パートがギターなのですがこれがまためっちゃくちゃうまいんですよ…。私のギタリストの友人曰く、「彼のギターは難しくてコピーしたくない」。そしてそなんと時々曲に出てくるマリンバも源様が叩いてるんです。
演技もできて歌も歌えて、ギターも弾けてマリンバも叩けるなんて…神様は平等じゃないッ…
SAKEROCKの曲の中でも私は特にこの「SAYONARA」が大っ好きです。後半に少しだけ歌が入るのですが、まーもう言葉を使わないでこんなにも感情を表現するのがうまいバンドが他にいるかね??と耳を疑いたくなります。
ソノダバンド
こちらもご存じの方は多いのでは?園田涼さん率いるその名も「ソノダバンド」です。こちらはバイオリンとチェロが編成に入るちょっと変わったインストバンド。ですがクラシックに寄るのでもなく、いろんなテイストの曲が楽しめます。
上の動画の曲は結構ノリノリなギターに弦の音色がなんだかオシャかっこよくて楽しい。かと思えばまるでジブリの世界観のような曲もあり、自由な作風の曲が多いのが特徴です。「芸術ってもっと自由でいいじゃん?」って言ってくれているみたいですごく好き。
メンバー全員東大出身なんだからもう、神様ってホント…
百景
こちらもなんともオシャバンド。普段インストを聞かない方々にとっての「よく分からない音楽」選手権で上位を勝ち取れそうな曲を作るバンドです(誉めてる)。表現するならすごくやわらかくて温かい音楽。「聴く」というよりは、「絵本を読む」感覚に近いバンドです。
私はこの「まちのあかり」という夜の眠りにつくのにぴったりな曲を、なぜか目覚ましのアラームに設定していますが(本当になんで?)、もう少しスピード感のある元気な曲もあります。
一人の夜にお酒を飲みながら目をつぶって聴くも良し、何となく聴き流しながら生活に少し色を加えるも良し。バンド名のように、見慣れた毎日を少し違う景色にしてくれる、そんな曲を作るバンドです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どれも惜しまれながら解散したバンドばかり。方向性の違いだったり、本当にいろんな理由があって解散していったのでしょう。音楽ってなかなか難しいですから。ですが曲は作品。もちろん流行りは変わっていきますが、曲自体の良さは変わりませんから、どれもずっと聴き継いで行って欲しいものです。
一方でどんどん新しいバンドが登場しますから、それはそれとして、また良いバンドと出会っていきたいものですね。
過去にご紹介したインストバンドたちはこちら~