こんな話をしたことはありませんか?
「ねぇねぇ、もしバンドマンと付き合うならどのパートがいい?」
「なんだその質問は」と思いながら頭に浮かんだのはボーカルじゃないですか?
そう、バンド音楽においてやっぱり人気なのは1番目立つボーカル。
「いやいや私はギタリストかな~」というあなた。大丈夫。しっかりミーハーです。
そう、ギターって人気だけど、中々ボーカルを超えられない。
だけどギターがいない音楽ってどうですか?物足りなくないですか?
特にバンド音楽においてギターのないバンドは中身の入っていないお財布と同じです。
ということで今日は!ギターが主役のとにかくかっこいいインストバンドをまとめました。
細かいことは無しにして私が直感で「良い!」と思った5バンドです。邦ロック多め。
文句なしにかっこいいので、普段インストを聴かないあなたにも。お時間あるときに是非どうぞ。
「インスト」とは
Weblio辞書より
インストゥルメンタルの略。歌のない、楽器だけで演奏された曲を示す。
LITE
ギター×ギター×ベース×ドラムの4人組インストバンドの彼ら。
すこし暗くダークな曲調が魅力的。他には見ない音の世界観がも~かっこよくて!
日本人のみで構成されていますが、どこか異国の雰囲気があって実際に海外での評価も高い。
いつの間にか違う世界に潜り込んでしまうLITE、一押しのインストバンドです。
mudy on the 昨晩
もうバンド名からわかる。いいバンドや。尖りまくってるやん(褒めてる)
このバンドはギターが3本とベース、ドラムという衝撃的な編成。
本能のままの縦ノリで野蛮なサウンドはやっぱり本能のまま感じたくなっちゃう感じ。
でもどこかぎゅっと切なくなるようなところもあるんだよね。私はすごく好きです。
ちなみに。バンド名の理由は「mudy」と「昨晩」を入れたかっただけで特に意味はないらしいです。
ちょっとエッチな感じにしたかったんだって。かわいいよね。
Poliphia
こちらは海外バンド。ポリフィアと読みます。ギター2本とベース、ドラムの4人組バンドです。
このバンドはギターがめちゃくちゃうまい。2人の間に1ミリもズレがないから聞いていて爽快。ベースとドラムも日本にはない音の逞しさとリズムの安定感を感じます。もう惚れちゃうよね。
曲を楽しむ、というよりは、個々の技術を感じたいバンドです。
JYOCHO
こちらはフルートがいる珍しい編成のバンドです。あとはギター、ベースにドラムとキーボード。
綺麗で美しく、不思議な絵を見ているような温かい雰囲気の曲が多いです。が、音楽経験者なら「いったいどうやって演奏しているんだ…?」というくらい複雑な曲が多いです。ギターの弾き方がまず普通と違う。頭おかしくて笑っちゃいます(褒めてる)
そういう音楽的な見方も、純粋に曲も楽しめるバンド。森の中の小屋みたいな家で雨の日に聞きたくなるようなバンド。私のおすすめです。
そしてJYOCHOはボーカルのある曲も多いんです!キーボードが歌っていますが、シュワシュワとした温かい声が、フルートやこのバンドの特徴的なギターの音色に溶けて混ざります。
te’
「音の中の『痙攣的』な美は、観念を超え肉体に訪れる野生の戦慄。」
このバンドの1曲です。言いたいことはわかる、いや曲名!笑
初めて見つけた時は「ちょっと危ないバンドかな…」と思ったけど、意外と普通の曲だし普通にかっこいいです。攻撃的な曲調の曲が多いですが、激しめのドラムに乗るギターの伸びがすごく気持ちいい。
曲名を覚えるのが至難ですが、是非聞いてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回の「ピアノが印象的なインストまとめ」に続いて、今回は「ギターが印象的なインスト」についてまとめてみました。
どこかクラシックな雰囲気で、切なさやエモさを表現するのが得意なピアノのインストたちとはまた違った良さがあったと思います。ギターってかっこよくなるのが本当に得意なんですよね。
インストを聴いていると笑っちゃうことがあります。
「歌」という人の体ではなく、楽器を使った、表現に限界のない音楽に圧巻されてもう笑うしかないんですよね。
あとは歌詞に引っ張られないのがインストの良さ。メロディは一応ありますが、曲を構成するものが全て楽器だから全部のパートが平等に聞こえやすいです。
だから同じ曲でも、聴くたびに「あ、こんな音聞こえた」と新しい発見があるのが、特にギターのインストの魅力だなあと思います。
ピアノが印象的なインストまとめはこちらをどうぞ!ギターインストとはまた違う良さがありますよ~。