レストレスレッグス症候群、むずむず脚症候群ってどんな病気? その対処法を教えたい。

レストレスレッグス症候群、むずむず脚症候群ってどんな病気? その対処法を教えたい。

2021/4/15
ヌマ
ヌマ

これはな、辛い。本当に辛い。

長年僕を苦しめる病「レストレスレッグス症候群」

毎日毎日頑張って生きている僕ら。時に身体に不調を訴える時もあるでしょう。半ば慢性的にもなっている「持病」のようなものもあるはずです。

僕もこう見えて幼少期の頃よりとある病気に悩まされてきました。医学的に見ても原因がまだはっきりしておらず、効果的な治療法も見つかっていない難病が。

その名も「レストレスレッグス症候群」です。

どんな病気なの?

本当にこんな病気あるの? と思った方もいると思いますが、あるんですよ実は。レストレスレッグス症候群、またの名をむずむず足症候群、更にまたの名を下肢静止不能症候群が。お好きな名前で呼んであげてね。

まずこいつがどんな病気かというと。

じっと座ったり横になったりすると、主に脚(人によっては脚だけではなく腰や背中、腕や手に症状が現れる場合もあります。)にむずむずする、ぴりぴりする、かゆみ、痛みなどの強い不快感が現れる症状です。特に夕方から夜間にかけて症状があらわれるケースが多く、睡眠障害の原因にもなりやすい病気です。

引用:医療法人東横会 たわらクリニック

僕は本当に物心つくかつかないかくらいの小さ~い頃からこれに悩まされてきました。更に言ってしまうと、ウチの家族は親父以外全員これ持ち。母方からの遺伝と思われます。

この病気のキモである「不快感」ですが、これが本当に名状し難い。僕が例えるなら、皮膚の下の筋繊維を直接鷲掴みにされるような感覚で、これが波のように来たり引いたりを繰り返します。とにかく気持ちが悪くてじっとしていられない。

気持ちが悪いだけなら良いんですが、酷い時には患部に力を入らなくなり、立っていられなくなるようなときもあります。

しかし症状が出たとして、目に見える外傷が出たりはっきりとどこが痛いとかはなく、とにかく不快感としか言いようがないんですよね。それ以外に上手く当てはめられる言葉が見つからない。

なので他人に理解してもらうことが非常に困難な病気でもあります。「頭が痛いんです……」とか言ってもらえれば「そうなの? 大丈夫?」となりますが、「足がなんとなく気持ち悪いんです……」などと言っても「はぁ?」と返されるのがオチ。

幸いにも僕は家族も同じ病気持ちだったので、「足キモ(足が気持ち悪いの略)」という家族内用語でこいつを表し、なんとなくの共通認識を持つことはできました。

最近になってこの「足キモ」がTV等で取り上げられ、ちゃんとした名称のある病気だと分かった時には僕の家族はそれはそれはもう盛り上がったものです。

原因は何か?

困ったことにこの病気、はっきりとした原因も治療法も判明していません。

まず言われているのが、親から子へ遺伝する可能性が高いということ(前述の通り、我が家での蔓延は母方からの遺伝によるものと思われます)。

ほかに有力な要因としてあるのは、鉄分不足が要因ではないかとのことです。

むずむず脚症候群の原因はまだ明らかにはなっていませんが、有力な説として脳内の神経伝達物質の1つであるドパミンの機能障害や鉄が関与していると言われています。

引用:医療法人東横会 たわらクリニック

鉄分を多く含む食材としては肉や魚等の動物性食品(色の濃いほうが多く含む)や、小松菜やほうれん草.あとは大豆食品も鉄分を多く含んでいますね。

鉄分はタンパク質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率があがると言われているようなので、果物等と合わせるのが良いかもしれません。

ただ、コーヒーや紅茶などに多く含まれる「タンニン」という成分は鉄の吸収の妨げになるとのことです。

レストレスレッグス症候群の症状が出る要因としてカフェインやアルコールの摂取があるので、心配な人はこれらを含む飲料を多量に摂取するのは避けたほうがいいですね。

僕はアルコールを多量に接種して酔っぱらってしまうと結構な確率でむずむず脚になります。疲労+アルコールならぶっちゃけほぼ100%。自覚症状がある場合は、お酒は気を付けて飲むようにしましょう。

症状が出てしまったときの対処法 ~個人的な経験から~

我慢して寝ることがとにかく大事

前提として、出た症状を消すのは恐らく出来ません。出てしまったらひたすら我慢です。基本的に夜に出る症状なので、これに耐えつつ眠りに入ることが重要となります。

ただ、前述の通りこの病気は「じっとしていられないような不快感」が下肢を襲うもの。何の対策もなしに眠りに落ちるのは至難の技です。揉んだり擦れば気は紛れるのですが、それじゃ寝れませんよね。

①お風呂

そこで一番効くのはやっぱりお風呂です。とくに湯船に浸かるのが大事。

湯船に使ってしっかりと症状の出ている部分を暖めて、揉んでやる。リンパマッサージのイメージで上から下に、老廃物を絞り出すような感覚で揉む。

すると大分症状が和らぎます。湯船の水圧そのものも症状を抑えるのに役立つ。

大分楽になったな~と思ったら、そのまま身体が冷える前に布団に入って寝てしまいましょう。

②湿布系のスースーするやつ

続いてはこの病気持ちの必需品、サロンパスやアンメルツヨコヨコなどの、とにかくスースーするやつ

これがあるから俺は生きていられる。

こいつらを感覚が無くなるくらいまでしこたま塗り貼りして、そのまま寝ます。より強い刺激で上書きするという荒療治ですが、効果はあります。要は寝られりゃいいんですよ。

……ハイ、ということで以上です。教えられる策は全部紹介しました。これが俺の全て。

症状が軽ければ湯船に浸かってすぐ寝る。重ければ、その上にアンメルツと湿布です。正直これしかないと思っています。

両足に重~い症状が出て本当に立ってられないくらいにヤバイ時は、アンメルツを塗ってから風呂に入り、上がってもう一度アンメルツを塗って、湿布を片足につき6、7枚貼って寝たりもしています。

とにかく、なんとかして辛い夜を乗り越えることです。一緒に頑張りましょう。

お父さんお母さんへ伝えたいこと

子供が突然夜泣き出して、理由を聞いてもどうにも要領を得ない。

「足がむずむずする」「じんじんする」「痛い」「気持ち悪い」みたいなことを言って、しきりに擦ったりもぞもぞさせているようならこの病気の可能性が高いです。

とにかく寝かせてあげることが一番なので、患部に湿布を貼ってあげて、大変だとは思いますが、できれば寝静まるまで足を擦ったり揉んだりしてあげてください。

小さい頃だと本人もよく分からずただただ不快で寝れずに泣いてしまうかと思います。そんな時、両親の理解があると非常に助かります。僕は母親も同じ病気持ちで本当に良かったです。

病気の認知度がまだまだで症状が人によって様々なので、自覚していないこの病気持ちの人も沢山いるのではないかと思っています。

説明しがたいけどかなり辛いこの病、まだ家族以外での同士に会ったことがないので、何かのきっかけに出会えると嬉しい。そして辛い夜の思い出を分かち合いたい。危険なのでアルコールはなしで。

むずむず脚症候群の知名度が少しでも上がってくれることを祈りつつ、この記事を捧げます。