歌の無い音楽は好きですか?
「歌」を楽しむなら歌詞が必要だけど、「音楽」を楽しむのであれば音だけあればいい、
むしろ言葉による制限がないからこそ、聴き手がより自由に解釈したり、自身の経験を思い起こしたり、
音楽を楽しむのに経験の差が弊害にならないのが、歌詞のない音楽、インストゥルメンタルの魅力だと思います。
「インスト」とは
Weblio辞書より
インストゥルメンタルの略。歌のない、楽器だけで演奏された曲を示す。
とは言っても、
「歌のない音楽ってなんだかつまらない」
「楽器をやっている人が聴くイメージで、なんだか難しそう」
という声も多いのを、インスト好きの身として感じています。
今日は、「あまりインストを聴かない」、「興味はあるけど何を聴けばよいかわからない」というあなたに、
是非オススメしたいインストバンドをご紹介。
今回はピアノが印象的なバンドに絞って、「私がきゅんとするかどうか」だけの判断基準で勝手に選んだ5バンドですが、刺さる方は必ずいるはず。
インストデビューしたいそこのあなた、是非聞いてみてね。
jizue
京都発のバンド。編成はピアノ、ギター、ベース、ドラムの4ピース。
私が1番好きなバンドです。キャッチ―なメロディが多く、インスト=つまらない、聴きにくいのマイナスなイメージを払拭するのに持ってこいのバンド。攻撃的な曲もありますが聴きやすく、サビに向けての盛り上げ方が天才的。ピアノの片木希依さんがクラシック音楽をやられていたことに影響するのか、本当に綺麗な曲が多い。
ぜひ1度は聞いてみてほしいバンドです。
コロナ渦でのリメイク版の1曲。こちらもおすすめの1曲。たまりません。
Adam at
青空みたいにさわやかでポップな曲調のピアノにキュンが止まらないバンドはAdam at一択。
上の「六三四」はNHKプロ野球中継テーマ曲にも起用されており、本当に耳なじみのいい曲です。
初めて聴いたときは、風が吹いたような感覚でずっと視界がキラキラしていました。
何も考えずに「音」に踊り狂えるバンド、Adam atは絶対必聴の激熱バンドだ~!
All That Jazz
All That Jazzがおすすめな理由は、誰もが知っているであろうジブリやアニメをジャズアレンジカバーしているところ。親しみのある曲がジャズになっているのって結構新鮮。原曲を崩しすぎず、心地いいスイングを聴かせたアレンジは、耳にするすると入り込んできます。思わず気分が上がってしまうような曲が多いのでマジでオススメバンドです。
fox capture plan
インストを聴き進めていくと絶対通る道、fox capture plan。
「好きなアーティスト何?」って聞かれた時は、「fox capture planかな~」っていっておけば完璧ですね。
「現代版ジャズ・ロック」をコンセプトとして活動する彼ら。ピアノとベースとドラムの3ピースです。
結構攻めた音楽で、情熱的なのにクールさがあってメロメロにさせられてしまうバンド。ずるいですね。
「Attack on fox」はドラムの5カウントから始まり、続いて流れてくるハッとさせられるようなピアノにあっという間に引き込まれてしまいます。
ぜひ初めてのfox capture planにおすすめしたい1曲。
Mouse on the Key
これまでにおすすめした4バンドが好き!というインスト耐性のあるあなたに、是非mouse on the keysを聴いてください。ピアノ2台とドラムという変わった編成の3ピース、ちょっとダークな世界観に引き込まれること間違いなし。洗練された音楽がお洒落でかっこいいっといったらない。変拍子だったりポリリズムだったり、ポップミュージックとは少し違った独特のリズム感が癖になること間違いなし。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も歌のある曲は大好きですが、インストも中々悪くないでしょう?
映画やドラマなどのBGMで耳にすることはあっても、音楽をやっている人でなければ中々自分から積極的に聞くことはないかもしれません。
今回はピアノが印象的なバンドをご紹介しましたが、また次回があれば違うテーマでほかのバンドをご紹介できればと思います。
このブログをきっかけに、あなたもインストの沼にずぶずぶに…。