偉人が同じこと思っていると思うとなんだか自信になるよね。
この記事はお酒にまつわるおもしろい名言・格言を集めています。例えば「君の瞳に乾杯」とか「酒は百薬の長」とかお酒にまつわる名言ってかなりたくさんあるんです。
お酒の名言シリーズ
知るとお酒がもっと美味しくなるしお酒の失敗が少なくなるかもしれません。
お酒好きに贈る、酒玉(珠玉)のまとめ記事ですよ◎
お酒の名言シリーズも6弾目、海外ドラマばりの人気連載シリーズになっております(自称)
今回の偉人編5選がファイナルシーズンとなります。長いような短いような、是非他のお酒の名言シリーズも読んでみてもらいたいなと思っています。この記事の下に他の名言集のリンクを貼っておくのでそちらもお楽しみください。それでは偉人編いってみましょう!
目次
酒が人間をダメにするんじゃない、人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。
これはめちゃくちゃ有名な名言。落語家らしい逆説の表現が用いられた言葉です。もともとは談志師匠が落語の枕で使用していたらしいですね。戦後落語界の唯一無二の天才と呼ばれていた男。こんな逸話も見つけました。
1976年、沖縄開発庁政務次官として記者会見に出席した男は酒の臭いをぷんぷんさせていた。記者から「あなたは公務と酒とどちらが大切なんだ!」と糾弾されるとこう答えた。「酒に決まってるだろ!」と。
戦後落語界、唯一無二の天才「立川談志」が遺した人間愛に溢れた名言
なんというか人間らしくてこの言葉好きですね。酔っぱらったときに出てくるその人のちょっと弱い部分だったり威勢だったり、お酒を飲むと隠くしきれなくなる本当の部分が出ているような気がします。
実際にこの言葉はグラスになったりTシャツになったりしていて時々Twitterでも盛り上がります。酒のみならだれもが一度は聞いたことがあるんじゃないかな?
ピルスナーの元祖ピルスナーウルケル
酒の害は酒が毒だからでなく、素晴らしいが故につい飲みすぎるからだ
めっちゃ共感しちゃうよリンカーンさん!酒は素晴らしい。素晴らしいがゆえに飲みすぎてしまうんだよね。
言わずもがなリンカーンは第16代アメリカ合衆国大統領です。「奴隷解放の父」とも呼ばれ皆さんも歴史の教科書で習ったはずです。
「人民の、人民による、人民のための政治 “government of the people, by the people, for the people”」
こちらもめちゃくちゃ有名な言葉ですよね。そんなリンカーンさんもお酒が好きだったのでしょう。飲みすぎたらヤバいってお酒飲みならみんな分かっているんです。冷酒は飲みすぎたらアカン、ちゃんぽん(色々な種類のお酒を飲むこと)はアカン・・・・・・と分かっていても素晴らしさが勝ってしまう、ああなんて罪な飲み物なのでしょう。
VERTEREのAlbizia
酒はいいものだ。実においしくて。毒の中では一番いいものだ。
私はこの小説家さんは知りませんでした。自身の貧困や病気といった人生の辛苦や酒と女、人間関係の不調和を描き、「私小説の神様」と呼ばれていたそうです。代表作は『子をつれて』『哀しき父』。
こちらも談志師匠の名言と同じく逆説で表現されていますよね。みんな毒というリスクが分かっているんですよ、分かっているけど飲んでしまう。共感の名言。こちらはアメリカのジョークで似たようなものがありました。
フジタさん、酒はゆっくりあなたを殺しますよ
オハナさん、オレは別に急いじゃいないのよ
この辺りも酔っぱらいに洋の東西は関係ありませんね。
小さなヘビも常に持ち歩け
W.C.フィールズ(ウィリアムクロードデューケンフィールド)(アメリカ・コメディアン/俳優)
この名言この部分だけ聞いてもよくわかりませんよね。ではこうなっていたらどうでしょう。
ヘビに嚙まれたときのために常にウィスキー・ボトルを持ち歩け、さらに言うと小さなヘビも常に持ち歩け。
これも逆説的な表現ですね。酒が飲みたくなった時のためにヘビを常に持っておこうという愛すべき酒好きです。フィールズさんについては調べてみましたがイマイチどういう人なのかは分かりませんでした。飲むためにいはヘビに噛まれることも厭わない、そんな人だったのでしょうか。
うちゅうブルーイング BLACK HOLE
人生は生きるに値するか?それはひとえに肝臓にかかっている。
哲学者らしい「生」についての深い深い名言ですね。ウィリアム・ジェームスはかなり有名な哲学者のようで夏目漱石も影響を受けているそうです。
私も酒飲みですから、肝臓について質問をいただきます。
そんなに肝臓をいじめて大丈夫ですか?
肝臓に一日も休まず働かせて大丈夫ですか?と。
私の答えは「それは肝臓のみぞ知る」です(おバカ)。
これからも肝臓さんには頑張っていただき、僕は強く生きようと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか偉人編5選。どれも素晴らしい名言ばかり。まるで自分も偉人になったような気持ちになってしまいます。お酒がくれるのは楽しさと苦しさ。それはどちらも生きるということにとても似ているのではないでしょうか。お酒が世代を問わず、場所を問わず愛されてきた理由がなんとなく分かりますね。私も引き続きお酒を愛し続けようと思います。
みなさん、これからも楽しいお酒ライフを。