こんにちは。セナポンメンバーのオハナです。
前回のセナポン成長日記ではオウンドメディアの社内理解についてお話ししましたが、今回はネタ出し、ネタ選定、記事のカテゴリー決めをどうやって行ったかについてお話ししていきたいと思います。
ネタ出しが先か、コンセプトを考えるのが先か
セナポン成長日記②で、「サイトのコンセプトやターゲット、ターゲットの利益を考えるのは非常に時間がかかった」と書いたと思うんですが、時間がかかった理由として、私たちの場合「コンセプト・ターゲット決めと並行してネタ出しを行っていた」ということがあげられると思います。
というのも、オウンドメディアを始めたばっかりの時期はもうとにかく何から取り組んだらいいのか全く分からない状態だったので、とりあえずみんなが出来ることから始めよう!ということで、まずはターゲットやコンセプトにとらわれず、「自分がオウンドメディアで書いてみたいネタor書けるネタを各自100個」考えてきて、発表することに。
自分が持っている知識のアウトプットや、記事を通して検証してみたいと思ったこと、日頃から考えていること、疑問に思っていること、経験談、メンバー個人の趣味についてなどを中心に、色々なネタが集まりました。
普通は最初にコンセプトやターゲットをしっかりと定めてからそれを元にネタを考えていくのかなと思いますし、(その方が無駄なネタを考えなくていいので効率もいいと思います)今考えるとそのやり方でもよかったかなーと思うのですが、なんせ進め方が全く分からなかったもので(笑)
しかし、先に各自で考えたネタを発表しあったことで「あれ、一人一人やりたいことがちょっと違うかも?」って気づき、メンバー全員が納得できるコンセプトやターゲットって何だろうってより綿密に考えることが出来ました。
それに、「思いつくネタ=自分が得意な情報、興味を持っていること」なので、初めにネタを考えることで各個人の得意分野や興味のあることをまとめられ、「私たちが読者に届けられるコンテンツってなんなのか」ってことをより明確に考えられたのではないかなと思います。いくら良いコンセプトやターゲットを設定出来ても、その人たちに届ける記事を書けなかったら意味ないからね。だから、これはこれでよかったのかな。
オウンドメディアを立ち上げるにあたって、ターゲットやコンセプトも自分たちで考えなきゃいけないよって人は、このやり方も参考にしていただけると幸いです。
・コンセプトやターゲットを考えてからネタ出しをする
・コンセプトやターゲットの検討と、ネタ出しを同時進行で行う
どっちにも良い面がありそうですよ!
ちなみに、各メンバーにどうやってネタを100個考えてきたの?と質問してみたところ、みんな「どうにかして絞り出しました…」とのことでした(笑)
私の場合も絞り出しました…って感じではあるんですが、その絞り出し方としては、自分のマインドマップを作成しました。このように、自分が得意なことや好きなこと、興味があることをノートに書きだして、更にそれから連想するものをどんどん書き足していき、出てきた単語も元にネタを考えていきました。あくまで私のやり方なので、ご参考までに…
ネタの選定
さてさて、ネタ出しについては上記の通り、コンセプト・ターゲット設定と同時に行っていた私たちですが、どのネタを記事にするのか決めるためには、コンセプト・ターゲット・ターゲットの利益がはっきり決まっていなければ選定ができません。なので、ネタの選定に関してはその部分がきちんと決まってから行いました。
改めてセナポンの「コンセプト、ターゲット、ターゲットの利益」についてまとめます!
コンセプト
・私たちと同じ状況の人達に等身大で寄り添い、「変わりたい」という気持ちを応援したい
・みんなに希望を与えられるようなメディアにしたい
ターゲット
・毎日の仕事や人生をもっと楽しくしたいと思っている人
・将来が不安だけどどうしたらいいか分からない人
・今よりもっと成長したいと思っている人
などの「まさに私たちと同じ状況の人」
ターゲットの利益
・同じような悩みを持つセナポンメンバーに共感できる
・頑張っているセナポンメンバーを見て少しでも勇気づけられ、一緒に頑張ろうって思える
・何か行動を起こすきっかけを貰える
こんな感じでしょうか。
そして、ターゲットの利益をかなえるために私たちがすべきことは、
・楽しさやおもしろさを感じられたり、少しでも成長できるような情報をお届けすること
・セナポンメンバーを取り巻く、仕事やプライベートの状況も赤裸々に発信すること
であると決まりました。
なので、この条件を満たすかどうかという基準のもと、まずサイト立ち上げと同時に公開する約10記事を決め、今その記事の執筆をしています。今のところ、各カテゴリーごとに2.3記事ずつ公開するされる予定。どんな記事が公開されるか楽しみにしていてくださいね!
カテゴリー決め
次に、セナポンサイトのカテゴリーをどうして
・新潟
・仕事
・ライフハック
・はしやすめ
・セナポン成長日記
この5つのカテゴリーにしたのかについてお話ししたいと思います。
カテゴリーなんてみんなのネタを分類すればいいだけだけじゃん。すぐ決まるでしょ!と思っていたのですが、思っていたよりも意外と時間がかかった部分でした。色んなサイトを見てみると面白んですけど、各サイトごとに記事のカテゴリーが結構違うんです。
例)同じ新潟県のお酒ブランドのサイトでも全然違う。(そしてサイトのデザインや雰囲気も全然違います!)
・菊水酒造「菊水通信」
https://kikusui-tsushin.com/
・朝日酒造「KUBOTAYA」
https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/
それだけ各サイトごとに得意としている分野や、ターゲットが違うっていうことなんですよね。驚き。
そしてカテゴリーの内容が全然違うのはもちろん、3.4カテゴリーにしか分かれていないサイトもあれば、10何個ものカテゴリーに分かれているサイトもある。カテゴリーなんてどこも似てるだろと思っていた私にとって、結構衝撃でした。
あと表記の仕方も違います。かっこよく英語で表記されているものもあれば、「あそぶ」「たべる」「くらす」など、ひらがな3文字に統一されていたりするものまで…
カテゴリー分け、意外と奥が深いんです!
そんな中、セナポンはどうしたらいいかな?って考えたところ、まずカテゴリーがあまりに多いとどれを選んだらいいか分からなくなってしまうのと、サイトのデザイン的にも少ない方がすっきりするだろうということで、数は5個程度にすることに。
それから考えていた約500個のネタをみんなで分類していきました。
「新潟」「仕事」「セナポン成長日記」なんかはそのまんまなんですぐに決まったんですが、「ライフハック」と「はしやすめ」は、どんな言葉がいいか少し悩みましたね。
「ライフハック」では、新潟と仕事に関すること以外の、主に生活面の部分で私たちが実際に試してみて、使ってみて、経験してみて良かったことや、学んだことをお伝えしたいと思っています。「お役立ち」「生活」などの案も出たのですが、言葉の意味なんかを色々と考えてみて、結局「ライフハック」ということで落ち着きました。(本当は全部漢字かひらがな表記で統一したかったんですけどね…)
「はしやすめ」では、メンバーの趣味や日頃考えていることちょっとくだらないことなどを記事にしたいと思っています。考えてくれたネタの中に、「誰かのお役に立てるような情報はお届けできないかもしれないけど、読み物として絶対面白い!」と思ったネタがいくつもあったので、この枠を作成しました。
背中をポンっと押すというよりは立ち止まってくすっと笑ってもらえるような記事になるのかなと思うので、「ヤレ(印刷物を作成するときに発生するロス紙のこと)」や「雑談」などの案が出ましたが、「はしやすめ」が一番聞き心地が良いというか…優しい感じの言葉だったため「はしやすめ」に決定しました。
以上!今回は、今回はネタ出し、ネタ選定、記事のカテゴリー決めをどうやって行ったかについてお話ししました!次回は「オウンドメディアを始めるにあたって調べたこと、用意した資料」についてお話ししたいと思います。
それでは、さよなら~!オハナでした!