【”昨日”救急車呼んだ話】耐えず恥ずかしがらず辛ければ救急車呼べ!【急性腰痛症】

【”昨日”救急車呼んだ話】耐えず恥ずかしがらず辛ければ救急車呼べ!【急性腰痛症】

まさにこの記事が公開される2022年10月14日金曜日の前日である2022年10月13日木曜日朝7時30分。私は救急車に搬送されました。

という事で、もともと今回は別のことを書こうと思っていましたが、せっかくなので救急車に搬送された体験談にすることにしました。

こうして記事が上がっているという事は大事には至らず、元気ですのでご安心を。

この記事で言いたいことはこれだけです。

「辛ければ耐えず恥ずかしがらず救急車呼ぶべき

ってこと。

なぜこのような考えに至ったのか、何故救急車に搬送されたのか、救急車や病院での処置など書いていきます。

救急車に搬送された理由は脇腹から腰にかけての激痛

まずなぜ救急車を呼ぶことになったのか?

いつも通り朝を過ごしていました。朝ごはんを食べ、自身の身支度をし、子どもの身支度の手伝いをする、といった流れ。

きっかけは、次女の着替えを手伝っているときでした。

しゃがんでテレビに背を向けて着替えを手伝っていましたが、次女が私に、NHK Eテレのはなかっぱが面白いから見てほしいと言われ、右向きに体をひねってテレビ画面を確認しました。

着替えが終わって、その場に立ち上がった途端、脇腹から腰にかけて妙な違和感を感じました。

グーっと押さえつけられるような痛み。足がつったような感覚です。最初はそんなに痛くなく違和感程度でしたが、時間が経つにつれて痛みがどんどん増していき、ただ事ではないと思って布団に横になって痛む部分を伸ばすようにしてみました。

それでも痛みが改善せず、むしろ増していくばかり。次第に激痛に変わり、呼吸も困難になりそうなくらいになって動けなくなりそうだったので119に電話しました。これが7時30分くらいの話。

電話では住所、名前、生年月日、症状など一通り確認されます。その間、電話で話しているのですが息も絶え絶えで話すのもやっとなくらいの激痛でした。

奥さんも子どももとても心配そうにしていました。

救急車が向かったという事で、寝室から玄関まで何とか這いつくばって移動。

痛いのは痛いのですが、人間こういう時に考えるのは最悪のケースに至った場合のこと、その際の家族のことなんですよね…。

10分くらいで救急車が到着したんじゃないかなと思います。

何とか自分の足で立ってく宇きゅう舎の担架の上に乗りました。

搬送されたけど先生の出勤待ちで激痛に耐えるのみ…と思っていたら

救急処置室の天井

救急車に乗ってからも電話口で聞かれた一連の情報を質問されます。

その際に、一番印象的だったのがコロナ関連の質問。ワクチン何回受けたか、家族に感染者や濃厚接触者はいないか、勤務地や子どもの保育園でもコロナ発症はないか、など。

病院に搬送されるので院内感染引き起こしたらまずいし、当たり前なことだとは思いますけどね。

担架の上で横になって待っていると、救急救命士の方が受け入れ先を探す電話をしています。

激痛に耐えながら待っていると、救急救命士の方から質問が

「受け入れ先の病院ですが、外来の先生が交代時間で9時にならないとみてもらえませんが搬送していいですか?」

と。

救急車に乗った時間が7時40分くらいだと思うので、そこから1時間もこのままの状態なの?と絶望…笑

とりあえず搬送しないでくださいなんて言えるわけないので、その病院へ搬送してもらって9時まで待つことに。

激痛がひどいけど9時まで先生を待っても私の病状は大丈夫なのか?と、救急救命士の人に聞いてみたけど、診察してもらわないとわからないとのこと。

そりゃそうですけど、こっちは痛いのよ…と心の中では思ってました。搬送中は痛すぎて吐き気すらしてくるレベル。

病院に到着して、救急処置室に運ばれ、横になっていました。ここから1時間も痛みになえなきゃいけないのかと思いながら、会社、奥さんに連絡してました。

そうこうしているうちに、なぜか痛みがスーッと引いていくのです。これは…

看護師さんが来て会話していたら、どうやら脇腹がつっただけなんじゃないか、という事でした。

先生を待っているうちに、骨に異常がないか見てもらうため、レントゲンを撮りました。

もうその時はほぼ痛みはなかったですが横になって待っていました。

診断結果は”急性腰痛症”いわゆる、ぎっくり腰でした

外来診療が始まるという事で、救急治療室から自分の足で歩いて外来待合へ。

外来待合で待っていたら、子どもを保育園へ送ってきた奥さんが病院へ到着。

もう痛みがなくなったので普通にしている私を見て、奥さんも安心したようでした。

外来待合で30分くらい待って9時30分に診察室へ。

先生に症状を説明し、今は痛くなくなったことを説明。腰をひねったり伸ばしてみたり、触診してもらいました。

結論、「急性腰痛症」だと診断されました。要は”ぎっくり腰”です。

急性腰痛症

急性腰痛症とは突然のように痛み出す腰痛のタイプの1つで、代表的なものには、ぎっくり腰があります。

急性腰痛症は、重い物を持ち上げる時や、急に腰を捻る動作をした時などに発症します。
腰がその動きや負荷に耐えられず、何らかの形で支障をきたし、痛みが生じます。急性腰痛症は腰の痛みが関係しますが、腰のどの部分が痛むか、原因がどこにあるかは人によって、そのケースによって異なると言われています。

一般的に急性腰痛症で痛めやすい箇所としては、腰椎、背筋や筋膜などです。同時に複数の箇所を痛めることもあります。治療の基本は安静です。

急性腰痛症(ぎっくり腰) 【腰痛・下肢痛】 | 望クリニック

後ろを振り返ってテレビ見ただけなのにぎっくり腰とは…

ぎっくり腰って救急車呼ぶほどに、息ができなくなるくらいに、あんなに痛いのね。

安静にしていることが一番の治療法だという事で、搬送されたとしてもとにかく耐えるしかなかったわけですね。そしたら痛み無くなりましたし。

奥さんと大ごとにならなくてよかったねと安堵しました。

ぎっくり腰で救急車呼んだのはちょっと恥ずかしかったかもしれませんが、その時とにかく痛かったので。

ほぼ痛みは無くなっていましたが、当日は1日安静にしているために会社を1日休みました。

まとめ:辛かったら救急車呼べ!迷ったら救急安心センター#7119に電話

という事で、私が救急車で搬送された理由は急性腰痛症、”ぎっくり腰”でした。

ただ、自分にとっては今まで経験したことのなかった痛みだったので、本当に尋常じゃなかったです。

最初は耐えようかとも思いました。救急車呼ぶのに119に電話かけるのも躊躇しましたし。でももうそんなこと言っている場合じゃなかったので電話しました。

どんな病状なのかわからないのに耐えて手遅れになるのも嫌だし…

なので、

「辛ければ耐えず恥ずかしがらず救急車呼ぶべき

です。

それでも、119に電話をかけるのは迷うなと思ったときは救急安心センターに相談です。

救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく! | 救急車の適時・適切な利用(適正利用) | 総務省消防庁

救急安心センター事業(♯7119)ってナニ?

急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。
そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
救急安心センター事業(♯7119)に寄せられた相談は、電話口で医師、看護師、相談員がお話を伺い、病気やケガの症状を把握して、救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内します。

救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく! | 救急車の適時・適切な利用(適正利用) | 総務省消防庁

電話で病状を説明してどうすべきかアドバイスをくれる行政サービスです。

私もこれ利用しとけばよかったかな、と少し後悔。

でも、いざという時にそんなこと言っていられないと思うので、救急安心センターを思い出せるくらい余裕がある際はそちらへ、余裕がないなら速攻119でいいと思いました。

むやみやたらと救急車を呼んではいけないけど、手遅れになっては遅いので…救急車呼びたいと頭によぎったら、ためらわず呼びましょう。