タッチやH2で有名なあだち充先生ですが、ラフという作品はご存じでしょうか。
これは完全なる個人的な意見になりますが最高傑作はラフだと思っております!
ほんとラフ好きの人とラフを語り合いながら一晩飲み明かしたい。
タッチのたっちゃんより、H2の国見比呂より、ラフの大和圭介が好きという方どこかにいませんか?
ということでラフを読んだことがある人には絶対に共感してもらえると思える名シーンを集めてみました。
ちなみに読んだことない人にとってはサッパリな記事かもしれません(笑)ラフを読んでから是非この記事に戻ってきてください。
目次
ラフはどんな漫画?
ざっくりとラフについて説明しますね。
「ラフ」は水泳マンガ。主人公は競泳の大和圭介でヒロインは高飛びこみの二ノ宮亜美。
2人とも和菓子屋のひとりっ子として生まれ根っからのライバル関係。二ノ宮家が大和家を敵対視しており、亜美と圭介も幼いころから憎みあっているという設定。この距離感が狭くなったりすれ違ったりしていくストーリーがめちゃくちゃ上手に表現されていておもしろいのです。
あだち充先生の作品には珍しく主人公同士が不仲スタートなんだよね~
登場人物は皆素直でいい子。漫画を通してその子たちの内面を知っていくことになり、最終的には全員好きになります(笑)後で出てきますが緒方とか最高に男前です。男でも惚れます。
H2やタッチなど野球漫画などでどうしても登場人物が多い漫画に比べて、個人競技である競泳と高飛び込みを描いていることにより一人一人のストーリーや個性がとっても濃く感じるんよ。
ラフ名シーン5選
セリフの内容を説明してしまうと完全にネタバレになってしまうのでドドッと写真と私の心の中の言葉を紹介していきます!
ほんと全部最高のシーンです。読んでくれたら絶対共感できるから、ほんと読んでみて!
第5位 二ノ宮亜美全力で空席を死守
セリフが無くても、こんなに伝わるシーンってあるのかしら。天才でしょ。
第4位 大和の優しさ・関の優しさ
2人とも優しいんだよね~ほんと。関もまっすぐな性格で大好き。
第3位 人殺しからの変化
亜美の心の変化が分かるよね。いがみ合っていた二人の距離感はこの漫画の軸なのです。
第2位 大和圭介応答せよ
マンガ史上屈指の名シーンなんだよ、これは。分かる人には絶対分かる。
第一位 お前なんか大っきらいだ
このすれ違いがまさにラフ!名シーン!早く皆読んでくれ!
改めて伝えたいんだけど、出てくるキャラクラーは皆、いいのよ!!!
だからこそのすれ違いがこのラフではものすごくたくさん表現されています。伝えた言葉の意味と伝わる言葉の意味がここまで違ってくるとは・・・・・マンガを読んでいると自分自身がムズムズしてくるような展開の数々。
1話1話の完成度の高さもやばいし最終回は伝説ですよ。マジで。
いつ読んでも色褪せない最高の青春マンガですねラフは。
番外編:緒方という男
あいつ自信に、お好み焼きより好きなものがあるってことを教えてやっただけさ。
この言葉の前のシーンもグッとくるんですよね。わざと殴られるように仕向ける緒方・・・・くうう。
あいつら以外の連中と甲子園いく気にはたぶん・・・・・なれねえと思うからな
このセリフもたまらんのよな。助演男優賞は完全に緒方だよ。
ホント、緒方さんさぁ。男前よすぎるやろ。
もうね…緒方さんを主人公に漫画書けるんじゃね?ってレベルでいいキャラクターです。
だれか緒方さんについて語りながら飲み明かそうぜ。
まとめ
あだち充先生…本当に良い作品が多いよね。このラフは12巻で完結しているので読みやすさは抜群です。
ただ短くても中身の充実感はハンパないですよ。個人的に最高傑作はラフです。
セリフのセンスは言わずもがな、画力だけで表現するシーン、あだち充先生独特の「間」がめっちゃいいんだよね。マジで全日本人に読んで欲しい作品です。
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